中国語を独学したい方のためのテキスト(参考書・単語集)を紹介します

コラム

中国語を独学しようと思ったとき,どのテキストを選ぼうか迷いますよね。僕もAmazonや書店などでいろいろな本を見ながら検討したのを覚えています。

「中国語を学ぶ」という行為は共通していても,中国語を学ぶ目的(仕事や勉強,趣味など)や学び方(学校や独学など)は人それぞれ異なります。

僕は2019年から中国語を独学しはじめました。テキスト片手に1日約1時間で月・水・金の週3日,日曜日は予備日にして復習などをしています(火・木・土は韓国語を勉強しています)。

今でもペラペラというわけではありませんが,はじめたときと比べれば信じられないくらい語学力が上達したのがわかります。大切なのは誰かと比べることではなく,自分のペースで続けることです。

そこで,今回は中国語を独学したい方のために(←ここが大切です)中国語を学ぶ目的から教材の選び方,おすすめのテキストについて紹介します。

中国語を学ぶ目的に合わせよう

まずは,中国語を学ぶ目的を考えてみましょう。「中国語が話せるようになったらいいな」というのは誰もが共通している願望だと思います。ただ,そう思うに至ったきっかけはそれぞれ異なります。

たとえば,

  • 仕事で必要になったから
  • 中国の大学に留学したいから
  • 好きな人が中国語を話すから
  • なんとなく話せるといいなと思ったから

このあたりでしょうか。

仕事で必要な人は,そのビジネスに必要な内容を学ぶ必要がありますし,中国の大学に留学したい方は,求められるHSK(汉语水平考试。中国政府が認定する資格)のレベルがあるので,HSKに合格する対策が必要になります。反対に,資格が必要ではない方は問題集などは必須ではありません。

一方,手段であるはずの資格取得を目的にするのは個人的にはあまりオススメしません。

このように「中国語を学ぶ」といっても目的によって必要なものが変わってくるので,まずは中国語を学ぶ目的を考えてみましょう。

ちなみに僕は中国が好きなので(勉強も好きなので),資格取得は目的ではなく,中国語を自分のペースで学びたいと思って中国語の独学をはじめました(何をはじめるときも独学派なのです)。

教材の選び方を考えよう

中国語を学習する目的が(自分の中で)整理できたら,いよいよ教材を選びましょう。

基本は「参考書」があれば良いでしょう。ただ,参考書だけだとどうしても単語の語彙が不足してしまうので,一冊「単語集」を用意しておくと良いでしょう。

ここに「資格取得が必要」という方はHSKの「問題集」などを足します。

反対に「参考書ほどしっかりしたものはいらない」「旅行時に行くときにちょっと会話できれば十分」という方は,旅行者向けのポケットサイズの本を選ぶと良いでしょう。

このように目的がわかると,自分に必要な教材が見えてきます。

ただ,とはいうものの量が多いですよね(笑)。そこであえて制限を作ってしまうのもオススメです。たとえば僕の場合だと,移動が多いので「Kindleに対応している」という縛りで選びました。

大切なのは,最初から完璧を目指さないということです。学習を続ける上で「どうしても合わない」と思ったら,軌道修正するつもりで臨みましょう。そこに投下した2,000円くらいが惜しく感じるかもしれませんが,さらに間違った(自分に合わない)学習方法に時間を使う方がよっぽど浪費です。

その他,アプリやYouTubeもあるので,「中国語を習得する」という目的からブレない範囲で(そもそも自分にとって中国語は必要か?という自問もあるかもしれませんが),柔軟に対応しましょう。

僕は基本はテキストで学習しながら,発音など(「[ruby]日本[rt]Rìběn[/rt][/ruby]」の「Rì」が難しかった…)動画の方が優位性が高いものに関しては,YouTubeを参考にすることもあります(「李姉妹ch」が好きです)。

オススメの中国語の参考書

中国語検定HSK公認テキスト

中国語を学ぶとき,まずオススメしたいのが「中国語検定HSK公認テキスト」です。HSKは中国政府が認める資格試験です。中国の大学に留学する際にはHSKの成績提出が求められることもあります。

HSKの資格が必要な方はもちろんですが,僕のようにそうでない方でも「中国語検定HSK公認テキスト」はとても良くできたテキストなので,体系立てて学びたい方はこれを基本にすると良いでしょう。

  • 中国語検定 HSK 公認 テキスト 1級
  • 中国語検定 HSK 公認 テキスト 2級
  • 中国語検定 HSK 公認 テキスト 3級
  • 中国語検定 HSK 公認 テキスト 4級
  • 中国語検定 HSK 公認 長文テキスト 5級

さらにHSKの取得を目的にする方は,テキストと合わせて「中国語検定HSK公式過去問集」も用意しておきましょう(資格取得に過去問は必須です)。

参考:HSKとは? | HSK 日本で一番受けられている中国語検定

新ゼロからスタート中国語 文法編

パンダのイラストでも同じみの「新ゼロからスタート中国語」シリーズの文法編です。

シリーズは以下があります。

  • 新ゼロからスタート中国語 文法編
  • 新ゼロからスタート中国語 文法応用編
  • 新ゼロからスタート中国語 会話編
  • 新ゼロからスタート中国語単語BASIC1000

本書は,「発音」と「文法」の基礎が身につきます。

オススメの中国語の単語集

キクタン中国語

聞いて覚える単語集「キクタン」の中国語版です。

  • キクタン中国語【入門編】中検準4級レベル
  • キクタン中国語【初級編】中検4級レベル
  • キクタン中国語【初中級編】中検3級レベル
  • キクタン中国語【中級編】中検2級レベル
  • キクタン中国語【上級編】中検準1級レベル

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HSKと中検(中国語検定)は異なる資格です。ちょうどTOEFLと英検の関係に近くなります。

[/aside]

1日8単語ずつ毎日学習して9週間で504単語が覚えられます。

実は僕は中国語の学習をはじめたときにHSKのテキストだけで学習していたのですが,それだけだとどうしても単語の語彙が不足するため(テキストにも覚えるべき単語は一応書いてあります),途中から単語集を導入しました。それが「キクタン」シリーズです。

単語は暗記が中心になるので,忘却曲線を意識しながら,学習した当日,1週間後,1ヶ月後みたいに復習を繰り返しすと長期記憶として覚えやすくなります。

新ゼロからスタート中国語単語BASIC1000

「新ゼロからスタート中国語」シリーズの単語編です。

入門・初級に必要な1,000語が身につきます。参考書で「新ゼロからスタート中国語」を選んだ方は,こちらを選ぶと統一して学びやすいかもしれません。

新HSK 必ず☆でる単スピードマスター

HSKの単語帳です。ただし,前述のHSKの公認テキストとは関係ないのでご注意ください。

本書はHSKの級ごとに必要な単語を掲載しています。

  • 1級:450語
  • 2級:550語
  • 3級:650語
  • 4級:800語
  • 5級:1,350語

僕はHSKのテキストをメインに使っているので,単語帳もHSKっぽいものを探していたのですが,これはあまり感覚が合わなくて見送ってしまいました。(ノ∀`)

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