USE COMPANYのSOMEYA(@someyatama)が書く近況報告。ほぼ引きこもりに近い生活を送りながら,何を見ているのかをお知らせしたいと思います。
今週からこれまでの日記形式とは異なり,「目に止まった記事」を紹介します。
(まだタイトルも決まっていないテスト運転なのです)
5G時代は何がブレイクするのか?
中国のニュースサイトを見ていると、毎日5〜10本(もっとかも)の5G関連のニュースが目に入ってきます。
各世代で何が普及したかというとー
2G:Web(ガラケー時代)
3G:SNS
4G:ライブ動画, ショート動画それで、興味深いのは5Gですー。https://t.co/SdeAYbm6yU
— SOMEYA@副アカウント (@someyatama) October 6, 2019
いくつか変化があるうちのひとつに「モバイルアプリケーション」があげられていました。
5Gは高速で通信が可能なため、ネイティブアプリ(ホーム画面上にインストールするアプリ)をダウンロードする必要がないというものです(ネットワーク上で直接使える)。 https://t.co/MxENruU0EM
— SOMEYA@副アカウント (@someyatama) October 6, 2019
ゲームはどうするんだろうと思ったら、そういえばここGoogleのクラウドゲームサービス「Stadia」が押さえているんだっけと……。 https://t.co/mPrLJo62qM
— SOMEYA@副アカウント (@someyatama) October 6, 2019
2G时代火了网站,3G时代火了社交软件,4G时代火了直播和短视频,那5G时代会火了什么?
中国のニュースサイトでは,毎日5〜10本もの「5G」関連の記事が投稿されます。
僕が主に目を通しているのは「今日头条」(TouTiao)なので,細かく探せばもっとあると思います。ちなみに「今日头条」は,「抖音」(TikTok)で知られるByteDance社が運営するニュースサイトです。
さて,話を戻すと,5G時代には何が流行るのかという話題です。
2G(日本ではいわゆるガラケー時代)ではWebサイト,3G(スマホが流行り始めた頃)ではSNS,4Gではライブ動画とショートビデオが普及したといいます。
ここが興味深いのですが,日本だと「ライブ動画」が浸透という感じはそれほどしないんですよね。
それで,5Gで変わるものには以下があげられていました。
- モバイルアプリケーション
- VR/AR
- IoT(無人運転者,遠隔医療)
- スマートシティ
このうち興味深かったのはモバイルアプリケーションです。5Gになると,高速通信ができるようになるので,アプリケーションをダウンロードする必要がなく,ネットワーク経由で直接使えるようになります。
いわゆるネイティブアプリという概念がなくなるのでしょうか。iOS(Swift)とかAndroid OS(Java/Kotlin)とかがどのようになるのかが気になります。
韓国のタクシー業界が타다(タダ)に反発
韓国のタクシー業界が配車サービス「タダ(타다)」に猛反対しているというもの。
建前:法律の解釈が云々〜
本音:仕事がなくなるのが怖いこれはどこの国も同じで人間の生存する本能よね。
택시업계, 타다 1만대 확충안에 ˙반발˙ (출처 : 아이뉴스24 | 네이버 뉴스) https://t.co/dUyGn83fl8
— SOMEYA@副アカウント (@someyatama) October 8, 2019
韓国の配車サービス「타다」(タダ)が来年までに1万台を増やすということに対して,タクシー業界が猛反発をしているというニュースです。
タクシー業界の言い分としては,
- 타다は不法タクシー営業と同じ
- 法律を悪意を持って解釈している
のようです。
日本でも民泊の「Airbnb」が流行りそうになったときに似たような理由で規制しました。
既存の業界からすると,自分たちの商売(利益)が脅かされるものは「どんな理由」をつけても排除したいというのが本音なのでしょう。
民泊も「悪意あるホスト」がいるというのはありますが(僕もイヤな経験をしたことがあります),それを言うとタクシーもひどい運転手は山のようにいます(これもたくさん経験しています)。
そのため,一部を切り取って規制するというのは僕は反対です。
国が変わっても「人間の心理」は同じということがよくわかるニュースでした。
余談ですが,韓国語の「타다」(タダ)って,「乗る」って意味です(タダ=無料ではないです)。
中国のノートパソコンブランドランキング(2017-2019)
中国ラップトップのブランドランキング(2017-2019)
2017年、Lenovo, ASUSの2強だったのが、たった2年で様変わりするという時代の流れです。
2019年は以下ー。
1位:Huawei
2位:Alienware(Dellの子会社、ゲーミングPC)
3位:Xiaomi
4位:Applehttps://t.co/pDR8Pj0Jcm— SOMEYA@副アカウント (@someyatama) October 8, 2019
動画、BGMが流れるので、画像を貼っておきます。
华为→Huawei
外星人→Alienware
小米→Xiaomi
苹果→Apple※笔记本→notebook
引用:https://t.co/tJ3PsKy7uR https://t.co/33NdXjOhw4 pic.twitter.com/L1rEus5EeO
— SOMEYA@副アカウント (@someyatama) October 8, 2019
中国のノートパソコンのブランドランキングです。
2017年時点では,1位がLenovo(联想),2位がASUS(华硕)でしたが,2019年まったくランキングが変わっているのがわかります。
- 1位:Huawei(华为)
- 2位:Alienware(外星人)
- 3位:Xiaomi(小米)
- 4位:Apple(苹果)
僕たちの感覚でも,たしかにちょっと前まではLenovoやASUSのパソコンが売れている印象がありましたが,今ではその感覚はありませんよね(家電量販店の売り場の比率を見ると実感します)。
その代わりにHuaweiの特設の売り場があったりすることに驚きます。新宿のビックロ(ビックカメラとユニクロが融合した店舗)では,地下にHuaweiの専用のブースがあるほどです。
とは言うものの,これが未来永劫続くわけではありません。次はどんなブランドが出てくるのか(果たしてそれは中国なのか),そのあたりも含めて興味津々です。
中国のIT系上場企業トップ10
中国のIT系上場企業トップ10
AlibabaとTencentが圧倒的なんですね。
「BATH」と言われながら、Baidu(百度)の10倍以上。
※Huawei(华为)は未上場なので掲載されていません。https://t.co/mvxpZDKItb pic.twitter.com/NacrzbxSiY
— SOMEYA@副アカウント (@someyatama) October 12, 2019
中国のIT系上場企業のトップ10です。
記事の主旨のひとつは「なぜBaidu(百度)が落ちたのか?」というものでした。
Baiduといえば,「中国版Google」と言われる検索エンジンの代表的存在です。検索エンジンだけでなく,掲示板,百科事典,ナレッジサイト,文字入力システムなどさまざまなサービスを提供しています。
記事では「収益性が悪化している」ことが原因にあげられています。ここでは後付け論でBaiduについて論じるつもりはありません。
興味深いのは,アメリカの「GAFA」になぞらえた,中国の「BATH」です。
- B:Baidu
- A:Alibaba
- T:Tencent
- H:Huawei
同じように分類されていながら,AlibabaとTencentはBaiduの10倍以上差をつけています。
ちなみに何かと話題になるHuaweiは戦略上未上場企業のため,掲載されていません。
よく日本で見られるVOD「Netflix, Hulu, U-NEXT」を例に出すことが多くて、これもNetflixが圧倒的みたいのが興味深いです(Huluを買収したDisneyがどう出るかしら)。https://t.co/BOFfmpettz pic.twitter.com/B3cLsR7tQh
— SOMEYA@副アカウント (@someyatama) October 12, 2019
僕はこれを見たとき,日本のメディアで報道される,Netflix, Hulu, U-NEXTを思い出しました。
これらは拮抗しているように見えますが,実際はNetflixが圧倒的なシェアを持っています。
それなのになぜ3大のようになっているのかというと(U-NEXTのところがAmazonPrimeになっているときもありますね),HuluとU-NEXTはWeb広告,とりわけアフィリエイト広告に力を入れているからです。
そのため,僕たちの目に入ってくる情報ではHuluとU-NEXTがすごいみたいに見えます(すごいにはすごいですが,グラフを見るとわかるように圧倒的なシェアを持っているのはNetflixなのです)。
こういう広告の裏事情みたいのを知ると,情報に振り回されないということを思い出した一件でした。