週刊 SOMEYA BLOG 2020年4月6日号

ブログ

USE COMPANYのSOMEYA(@someyatama)が書く近況報告。ほぼ引きこもりに近い生活を送りながら,何を見ているのかをお知らせしたいと思います。

新型コロナ感染症により仕事に少し影響が出てきました。具体的にはすでに何度かお会いしたことがある方はそのまま,初めてお会いする方に関しては延期という傾向があります。個人的にはあまり普段と変わらない生活を続けています(元々外出する習慣がないのです…汗)。

3月30日(月)

12時起床。世間では在宅で働くことが求められるようになった。これで一度仕組みができたら「どうして出社するんだっけ?」という企業が増えてきそうな気がする。

一方,これで在宅だったりコワーキングスペースを使ったリモートワークが普及するタイミングで現場に行かないとわからないこと,いわゆる現場取材の価値は高まりそうだ。こういうのは常に多数派と少数派が希少価値を決める。少数派の人は理解されず,時代が追いついてくるものだ。

夕方,人材紹介会社さんの取材に行く。とても良い社風で今後伸びるだろうなと思った。

最近,自分が中心になってサービスをつくるより,良いサービスを伝搬することの方が得意なのかなと思うことが増えた。伝搬するサービス(Webサイト)自体は自分でつくるけれど,その中心になるのが「自分を伝える」というより「他者を伝える」という方が得意な気がする。

0を1にするとか(ゼロイチ),1を10にするというより,1を10にする手伝いというのだろうか。自分が「これが好き」「これは素敵」と思ったものを伝えるのはめっぽう得意だと思う。

寿司を食べて帰宅。

3月31日(火)

午後1時起床。夜まで仕事を続ける。

ピザを食べて,仮眠後,仕事再開。「食べてすぐ寝ると牛になる」と言われる。でも,大体の場合,僕に指摘するのは僕よりも体型がふくよかな方ばかりだったりする。

1日3食をきちんと食べないと体に悪いといちいち指摘してくるのもそうだ。自分がどのような価値観で生きるのもかまわないけれど,それを他者に強要しないでもらいたい。

僕も生活だったり働き方などは決して世間一般で「標準」とされているものではないけれど,だからといって「こうすればいい」と他人に勧めることはしない。

そもそも僕は「標準」とか「平均」というものになりたいと思わない。みんなが願って得ようとする「標準」や「平均」という働き方が羨ましいとは思わないし,それに,いつも芸能人などセレブリティで常識を外れたものを羨ましがっているのは「平均」を手に入れた者ではないだろうか。

今,自分が持っている情報は正しいのかなと自問することが大切そうだ。間違っても自分が正しいと過信して,それを他人に強要するようになってはならない(という強要もしない)。

不安に煽られて,テレビやネットから垂れ流される情報をただ鵜呑みにして,他人に押し付ける。今はそんな空気が蔓延しているようにと感じる。

4月1日(水)

午後12時起床。今日から4月が始まる。同時にこのタイミングで企業が大きく動き出す。

ある人材紹介会社さんから進捗について電話が入る。本当は1メディアなぞ個別に連絡しなくても良いのにわざわざ連絡してくださったのがうれしい(それも新卒の方というのがスゴい)。

最近,人材紹介会社の方と関わる機会が増えて,特に気になるのが若さだ。22〜25歳くらいの方がほとんどで,それでも30代の方と対等にやりあっている。自分が20代前半のとき何をやっていたのかと考えると(レンタルショップでアルバイトをしていた),天地の差がある。

僕はWebマーケティングにどっぷり浸かるようになったのは,それこそ30代になってからだと思う。それまでもWebを扱うことはあったけれど,SEOなどを理解するようになったのは30歳以降だ。

もちろん時代の流れ(若いときからパソコンやスマホがある)というのもあるけれど,それでも若いうちから高いスキルを持っている人たちが本当にスゴいと思う。というより,このままキャリアを積み重ねていったらどうなるのだろうと末恐ろしく感じるほどだ。

夕方,ジムに行く。僕が通っているジムは3月中は休業しており,4月から営業再開した。それでもトレーニング器具に触れた場所は除菌スプレーをかけて消毒するなど,かなりセンシティブな状態だ。大きい企業が営業していると,「何かあったら…」というリスク管理が大変なのだろうと想像する。

4月2日(木)

午後4時起床。多くの人にとってそろそろ1日が終わる頃に起きた。といっても7時8時くらいまで本を読んでいたので,睡眠時間としてはそれほど異常なものではないはずだ(長めではあるけれど)。

夕方過ぎ,取材に出る。今,新しく就職/転職エージェントを使って就職/転職したことがある人にインタビュー取材を始めた。というのも,僕はいわゆる就職活動というものをしたことがないので,どういう感覚なのかがいまいちわからないからだ。わからないものはわかる人に聞きにいくのが鉄則だ。

就職活動について聞くと「普通ですよ」というのが概ねの答えだ。

その「普通」が僕はわからない。

そして,自分にとっての「常識」は,他人にとっての「非常識」でもある。これはWebサイトを運営するときの定石でもある。たとえば僕は就職したことがなく,20代の半ばくらいから自分で仕事をするようになった。これもフリーランスの人から見たらおなじみだし,会社員の人から見たら珍しい。

音楽を作ることも当たり前のように作曲をしている人にとったら普通でも,動画を編集する人から見たら普通ではない。先日も音声を思うように編集してもらえずもどかしい思いをした経験があった。

「自分」の生き方は珍しいものではないけれど,誰にでもあるものではないというのが持論だ。ひとりひとり話を聞くと,その人にしかない話がひとつやふたつ必ず出てくる。人は誰でも一冊は小説が書けるというのがその所以なのだろう。それを何冊も書いているからプロの作家はすごいのだ。

今日,取材した方もとても面白い生き方をされている方だった。こういう方の一場面を記事として切り取って届けられたら本望である。

4月3日(金)

午後3時起床。珍しい友人からコロナのニュースが多くて疲れたというメールが届いた。テレビを付けても,ネットを見ても,人と話してもこれでは疲れてしまうのは仕方ない。

僕は専門家の人の意見だけを見て,あとは一切見ないようにしている。それ以外は本を読んだり,ジムでトレーニングしたり,食事を楽しんだりしているからストレスはほとんどない。

ただ,取材の予定などがポツポツ延期になっているのが増えた。正直,こういうのは企業経営陣の情報リテラシーもあるので,こちらがどうこう言えることではない。僕は基本的に啓蒙したりすることはせず,相手の価値観がそれならそれで良いというスタンスだ。

もちろん,こちらに実害(金額を請求されるなど)があるときは自分の意見は主張する。意見をぶつけたところで何も生まれないところでは反対しないというのは気をつけるようにしている。

そういう時間があるならひとりで本を読んだり勉強をしてしたい。というのも僕個人の考え方なので,違うという人も多いと思う。「いやいや,それは違うぞ」と指摘されたら,「そうですか」とその場では答えるだろうけれど,それで普段の生活を変えることはおそらくない。

だから,僕も他人の価値観を聞いて「それは違うと思う」と言うことはない。それこそ最近は,取材を通して就職/転職活動に関わる人たちに話を聞くことが多く,真逆の生き方をしている僕はきっと彼らと思考は異なっているけれど,だからといってそれを否定はしない。

自分の考え方もあれば,他人の考え方もある。

4月4日(土)

午後3時起床。今週末も東京は外出自粛だ。普段通りに自分の考えで行動する人もいれば,他人に言われるがまま鵜呑みにする人もいれば,外出をする人もいれば,それを非難する人もいるようだ。

普段の情報源がテレビのニュースやワイドショー,ネットで垂れ流されている記事の人は相当なストレスを抱えていると思う。芸能人やタレントと言われている人たちはテレビ出演のプロであって,こういったこと(医療等)の専門家ではないということを理解しておかないといけない。

今回,なかば強制的にテレワークが導入されたのはとても良いことだと思う。この流れでどうしても判子が押せない状況を作り出して廃れさせてもらってほしい(社判などを持っておくのが面倒だ)。

このように変化せざるを得ないことがたくさん出てきた中で,「できない理由」を並べているものがいくつかある。それを辿っていくとどこに元凶があるのかあぶり出されるのも興味深い。

一部の人にとってはテレワークやリモートワークというのはごくごく当たり前のように使っているツールだけれど,これが常識ではない人にとって,今回の働き方の強制変更はパニックを増幅させる一因になっていると思う。なんと言ってもこれまで常識だと思っていた通勤が「悪」とされたからだ。

こういう事例はまだまだ他にもあると思う。右向け右で疑うことも知らずに学んできたことが間違っていたと知ったときのショックは大きいはずだ。敗戦時の日本もこんな感じだったのだろうか。

4月5日(日)

午後3時起床。今日も外出自粛。我ながらほとんど生活が変わらないことに驚く。僕は元々外出することが滅多にないので,外出を制限されても困ることはほとんどない(何もない?)。

いわゆる友人と会って遊ぶというのももう15年以上(もっとかも)していないと思う。食事をするのも学生時代の友人みたいな関係かというと,そういうのとは違うように感じる。

そうすると「友だちがいなくてかわいそう」と言われるけれど,特にさみしいとも思っていない。僕は部屋の中でひとりでいるのが好きだし,誰かと食事をしようと思ったらそういう相手はいる。

とは言うものの,けっして多数派ではないにしても僕みたいにあまり周囲の人間と会う機会がないという人も一定数いるのではないかと思う。人に会わないのが辛いなら大変だけれど,僕は人に「会えない」とは思っていないので,そういう辛さはない(会えないわけでもない)。

また,大人になって自分の位置が変わると,自然に付き合う人間も変わるのではないかというのが持論だ。これは持論ではなく,一般的に言われることである。たとえば,生まれ育った場所で年収300万円くらいの人たち(価値観)と同じように何かをするというのはけっこう難しいのではないかと思う。

きっと話も合わなければ,会って少しの間は昔話に花が咲くかもしれないけれど,僕はそういう過去の話を楽しみたいという欲求はほとんどない。どちらかというと,今から少し先を見ながらものを作っていく方が好きだからだ。だからといって誰かを否定するわけではない(だからひとりでいる)。

夜,マクドナルドをデリバリーにて注文する。こういう日もデリバリーの人たちはいつもと同じように働いている。彼らにとってそれが不要不急ではなく生活を維持するために大切なことだからだ。国の姿勢に頼っていては絶対に失敗痛い目を見るのは火を見るより明らかである。

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