週刊 SOMEYA BLOG 2020年4月20日号

ブログ

USE COMPANYのSOMEYA(@someyatama)が書く近況報告。ほぼ引きこもりに近い生活を送りながら,何を見ているのかをお知らせしたいと思います。

すっかり部屋の中で生活するリズムができあがりました。これを書いている時点(記事の公開直前)では,体調はすっかり戻ったので良かったです。最近,コロナ関連の話題は政治や野球の話題と同じくらい価値観が異なり,他では仲良くできていた人が争うのを見かけるようになりました…。

4月13日(月)

寝たり起きたりを繰り返していたものの,ほとんど立ち上がることはなく本を読んで過ごす。

もう少し様子を見て,体調が戻らなければ病院に行こうと思う。

東野幸治さんの「この素晴らしき世界」を読む。僕は「幻ラジオ」のリスナー・幻民でもある。僕は「ごっつ」世代でもあり,「旅猿」も好きなので(「やりすぎ」も「カリギュラ」も好き),東野さんの大衆に向けたものではない番組が好きなのだと思う(「ごっつ」はゴールデンタイムだったけれど)。

「旅猿」では24時間ひたすら海外ドラマを見るだけという企画をして,芸能人のYouTubeが全盛になったタイミングで音声だけの番組を始める東野幸治さんが大好きだ。

4月14日(火)

午前10時頃起床。微熱が続く。ただ,ピークで具合が悪かったときと比べたら良い。

いかりや長介さんの「だめだこりゃ」を読む。志村けんさんが亡くなったことでどうしてもドリフターズ関連の話題が目に入るようになる。そこで知ったのがいかりや長介さんの自伝である本書だ。

多くの自伝がそうであるように(というより自伝とはそういうものだ)生い立ちから語られる。昭和初期,それも戦前ということでとても興味深かった。戦時中は東京が危ないということで,静岡に疎開する。それで戦後は静岡でバンドを組みという流れだ。

また,怪物番組として知られる『8時だョ!全員集合』の制作スケジュールも面白い。木曜日(当初は水曜日も),に次週のネタを作り,金曜日にその立ち稽古,土曜日にリハーサルと本番という流れだ。これを800回以上も繰り返したというのは恐ろしい(今では再現不可能だと言われている)。

僕はこういう制作リズムを持っているものが好きだ。そして,僕自身,継続することは得意な方だと思っている。というより,どうして他人が継続できないのだろうと思ったとき,自分が他人より継続することを苦痛に感じないということがわかった。ということで,継続する仕事も上手くいくことが多い。

そして,この「継続」を他人に求めるのは難しいということも覚えた。多くの場合,単発では良いものを持っていてもそれを継続させることが難しいからだ。モチベーションを維持するマネジメントというと,今度はそういうのは僕が苦手とする分野だったりする(やった方が良いのだろうけれど)。

そこで,最近は「単発」で接するということを覚えた。単発でならできる人は多い。取材などを通して人と接しそこでコンテンツを作っていく。これが今もっとも個人的に気に入っている方法だ。

4月15日(水)

午前10時起床。微熱が続く。こんなに微熱が続くことも珍しいのでいろいろ疑う…。

普段,テレビを見ることはほとんどない。今滞在している部屋もテレビが備え付けられてはいるけれど,電源を付けたことはない。といってもHuluなどで気になる番組は見ている(『旅猿』など)。

僕が見ないのは繰り返し報道されるニュースとワイドショーだ。日本のニュースはネットで目に入るものくらいで十分,専門家以外の声は耳に入れないというのは気をつけている。とはいうものの,LINEなどを触っていると,どうしたって見出しなどが目に入ることはあるのでこれは仕方ない。

さて,世間では「10万円を配ること」についての是非が繰り広げられている。僕が知る限り,ほとんどの識者(識者の定義がズレているかもしれないけれど)がこれに対して反応をしていない。

(僕が識者だと思う人の中でたまに言及するのはちきりんさんとひろゆきさんくらいだろうか)

おそらくほとんどの識者にとって,誰に配る,どのくらいの金額を配るということは自分に関係なく興味がないのかもしれないと思った。そして,それに対して発言すれば必ず一定の非難を受ける(といっても非難を気にするような人たちではないとは思う)。

結果,一瞬気になってTwitterのハッシュタグなりトレンドキーワードなどを覗いてしまったときに目に入るのはすさまじい怒号の嵐のみだ。なんとしてでも自分が補償を受けられる対象になりたい,もし補償が受けられなかったら他者や政府を攻撃するというタイプの人間だ。

正直,僕もお金に困っているわけではないので,この話題について自分がもらえるかどうかを考えたことは一度もない(興味もない)。けれど,たとえば10万円にしろ30万円にしろ,生活に困っている人に行き渡ったとき,どのくらいの期間効果があるのだろうとは考える。

10万円の場合,なんとなく個人的な感じだと単発でもらってもほぼ一瞬で消えるようなイメージだ(30万円はもう少しましだ)。浪費しているとかそういう意味ではなく,収入が減った分を賄うにしては心もとないという意味である。反対に言うと,それくらい補償するというのは大変なことなのだと感じる。

たぶん,1年,2年,3年と時間がかかる中で,世界は前に戻るのではなく別のものに変わるはずだ。そのとき,自分が何をできるのかなと思いながら過ごしている。

4月16日(木)

夜中に起きていたため,そのまま朝を迎える。

今回の動画がようやくできた。いつもの約2, 3倍の長さがあったため,編集にとても時間がかかった。また,書き出したあとに「やっぱりここを直したい」という箇所が何度も出てきたので,都度変更する。

どんなに作り込んでもあとになってみたら,当時の粗さがわかるものだ。だからこそ,現時点でできる限りはつくりたいというのが僕の考えだ。他人と仕事をするとき(依頼すると),この詰めで折れてしまう人がいる。こういうのは他人を巻き込まない方が良いというのが僕の結論だ。

僕ができることをやって上を目指したいという気持ちもあれば,相手はそこそこでいいと思う気持ちもある。どちらが良い悪いではないと思っているので他人の経済力などには干渉しないスタイルだ。

さて,どんなときもWiFiは通信量の増加に耐えられず,月間25GBまでという制限を出した。次回更新月まで利用料は無料ということだ。とても使い物にならないため,別のサービスを探して契約することにした。僕は広告主の話を聞いたこともあるけれど,だいぶ印象が違うという感じだ…。

YouTubeに動画をアップロード完了。

午後5時就寝する。

4月17日(金)

午前3時起床。10時間くらい寝ていたことになる。起きると前日の夕方くらいからのチャットやメール未返信のものが溜まっていた。普段,即返信をしていることもあり若干心配される。

チャットやメールなどをすぐに返信すべきかどうかは意見が分かれるところである。基本的にはハイクラスで忙しい人ほど返信が早い傾向がある(らしい)。そして,一周回って「別に遅くてもいいじゃない」という意見が支持されるようにもなってきたような気がする(某ツイートで見かけた)。

このとき大切なのは「支持される」「自分はこう思う」というとき,その人がどういう人なのかという点だ。たとえば,僕の場合,いくら「こうすべきだ」と言われても,その人が就業後に新橋の居酒屋で愚痴を言っているタイプの会社員であったらきっと耳を貸さない。

よく思うのは,「そのあなたの考えをした結果,今のあなたみたいになっているんですよね,だったら自分はそうなりたくないです」というものだ。ということを考えると,僕は自分の意見を「こうすべきだ」とは言えない。おそらく今の自分みたいになりたいという人はいないと思う。

僕はいつでも「自分はこうやってきた」ということを伝えるだけだ。それが仕事であっても,最終決定を下すのは相手に任せている。仮に自分がどうしてもやりたいことがあったら,誰かを説得する前に自分ができる規模で(←これが大切だ)自分でやろうと思う。

もちろん大きいものを目指して,それに対して誰かの出資が必要で,相手を説得してというのがやりたい人はやればいいし,実際そういうのを目指していて素敵な人も身近にいる。ただ,僕は自分のストレスと幸福度を天秤にかけたとき,そういうのは向いていない自覚がある。

4月18日(土)

午前3時起床。体調がだいぶ良い。世間では不安を煽るために絶対的と相対的な表現を使い分けて報道しており,正確に読み取れる人以外は気が滅入りそうな日々が続いている。かと言って,識者たちがマスに向かって発言することは減り,その代わりに声の大きい人の意見ばかりが目立つようになっている。

識者たちは消えてしまったのかというとそうではなく,メルマガやオンラインサロンなどの方法を使って,一部の人だけに話しかけるようにしている。この「見えなくなったその後」というのは面白い。

僕は,報道で騒がれた後のことが気になるタイプだ。センセーショナルな話題が起きたとき,語彙を覚えた人による愚かな事件が起きる。たとえば今だと「自分コロナだけど…」といったものがそうだ。少し前だと「携行缶持っていきますんで」みたいなのもあった。

もちろん他人に明らかな迷惑をかけることは良くない。彼らも条例や法律違反ということで検挙された。はて,この後,彼らはどんな人生を送っているのだろうというのが気になる。彼らが社会的に下層に位置することはわかるけれど,普段生活していてこの属性の人たちと接点を持つことはまずない。

一時的に報道されるテレビやネットを見て覚えた言葉を口にして捕まり,日常が奪われる。反省文などを書いて,罪としてはそれほど大きくないだろうから罰金なりを払って社会に復帰する。彼らはその後,どんな生活を送っているのだろうか。また元に戻るのだろうか。

みたいなことが気になるのだ。最近,人材系サイトで取材コンテンツに力を入れるようになった(対面取材は難しくなっているけれど)。第三者に直接話を聞くというのは,とても面白い。ひょっとすると,僕は他人のことが気になって仕方ないタイプなのかもしれない。

4月19日(日)

午前3時起床。夕方過ぎに寝て早朝前に起きる習慣ができてきた。といってもこれがずっと続くわけではなく,ジリジリと時間がズレていき,朝型→夜型→超朝型を繰り返すことになる。

どこかのタイミングで16時間くらい寝てしまい,強制的にリセットされるのが特徴だ。寝てしまうのはもったいないという人もいるかもしれないけれど,人の幸福度はそれぞれ違う。僕はストレスのない範囲でたくさん働き,たくさん食べて,たくさん寝るのが好きだ(群れるのはあまり得意ではない)。

昼過ぎ,取材をする。僕は就職活動というものをしたことがないので,就職活動をしたことがある人に話を聞くようにしている。みんな「こんな話が参考になるのか!?」という反応をする。

自分の常識は他人の非常識だ。僕も自分にとって当たり前だと思っていることも他人にとっては当たり前ではない。週7日トレーニングすることも1日1食で生活することも同じである。

今回の取材対象者は,今年新卒の方だ。ということは僕と15歳くらい離れている計算になる。僕はいつも以上に気を使って接するように気をつけた。なんといっても年上というだけで威圧感が出てしまうこともあるそうだ。言葉遣いにも気をつける(いつも気をつけているつもりだ)。

ということを考えているのだけれど,職場でパワハラなどをする人はどういう感じなのだろうか。僕にとって,年下の人や経験が少ない人に粗雑に扱うという選択肢はない。

自分より「下」(身分は同じだ)の人に強気になってしまうというのは,自分に自信がない裏返しだ(とよく聞く気がする)。本当に自信があるとか自分のことに夢中になっている人は,他人にも親切(少なくとも粗暴ではない)なのではないだろうか。

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