USE COMPANYのSOMEYA(@someyatama)が書く近況報告。引きこもりに近い生活を送りながら,何を見ているのかをお知らせしたいと思います。
2月1日(月)
午前4時起床。外を走る。
前日,遅く起きてしまったこともあり,一日の調子を整えながら生活をする。「いつも通り」というのは心地良い。ただ,何もないのに慣れるというのは少々困ったものでもある。
考えてみたら,人の誕生日をお祝いすることはあるけれど,自分が祝われた経験はない。かと言って,誰かの誕生日に一緒にいるというのも押し付けがましいのでそれも控える。クリスマスや年末年始など特別な感じがするときはいつもひとりだった気がする(過去形ではなく現在進行系だ)。
みんなが当たり前のようにできていることができないと,自分がひどく劣っているように感じる。それを感じないようにするために,世間から目を逸らすようになったのかもしれない。
2月2日(火)
午前3時起床。雨。
部屋にこもって勉強をする。世間の空気も自粛ということで,自分と同じように部屋にこもっている人は多いのだろうか。それとも前と変わらず人と交流をしているのだろうか。他人と比べるのは不幸のはじまりというように,世間の空気と比べない方が良いというのが持論だ。
それは,世間を見ないというのとは違う。世間を見て,多くの人がこうするのだなと思ったら違う方向に向かうというのはある。そうではなく,世間を見て,他人を羨んだりするのは違うという意味だ。誰とも比べなければ不幸になることはない。僕は就職も結婚もしていないけれど不幸には感じない。
結婚をしていないからもちろん子どももいないし,家も持っていないし,車も持っていない。きっと世間がよしとしているものの大半は持ち合わせていない。それをきっかけに嘲笑われることもきっとあったと思う(あった)。けれど,僕が夜風に当たって気持ちいいと思えればそれでよかった。
2月3日(水)
午前5時起床。起きるのが少し遅くなった。外を走る。
帰りに立ち寄ったコンビニの店員が,買ったものを床に落とした。普段,感じの良い店員さんは何かあったとき許せる。一方,普段ダラダラと働いている方は,それでもいいけれど(個人の価値観),絶対にミスをして,不快な気持ちはさせるなよという気持ちでいる。今回は後者だった。
昼,Webマーケティングの仕事のため,オンラインにて打ち合わせ。
若くして転職回数が多いとそれはそれで劣等感を覚えることもあるという。大丈夫,僕はその就職する経験自体がない。「就職できる」(他人に認められる)というだけで,立派な能力だ。
2月4日(木)
午前5時起床。外を走る。
朝,オンラインにてWebマーケティングの仕事の打ち合わせをする。あらかじめ送っていただいた資料が整っていて見やすい。人を値踏みするわけではないけれど,(こちらが言う前に)事前にどのような対応をしてくれるか,そういうところでも十分に人はわかる。
昼,ゴリラクリニックにてスキンケアをする。月に一度の極楽な時間。
夕方,再度オンラインにて打ち合わせ。仕事とは関係ない話などもする。そういえば,僕はいつも仕事とは関係のない話をしながら仕事をしているような気がする(よろしくない)。自分が年上の立場になったとき,できるだけ威圧感や緊張を与えないようにしようとする配慮でもある(裏話)。
気がついたら90分くらい打ち合わせをしていた。イヤホンのバッテリーが怪しくなるはずだ。
2月5日(金)
午前5時起床。外を走る。
自室にこもって勉強に仕事に集中できるのがうれしい。
現代は気を抜くと,おそろしいくらい時間が奪われてしまう。その最たる例がSNSだ。また,本当は見なくても良いニュースも「関連記事」を次々に見させられてしまう。何かを成就しようと思ったとき,真っ先に距離を置くべきなのがこれらなのだと知った。
昼,1時間くらい寝てしまう(夜,眠れなくなる)。
夜,目が冴えてしまったので,勉強や考えごとをしながら過ごす。
2月6日(土)
午前3時起床。外を走る。
自分を他人と比べることで不幸になっている人は多い。SNSが普及してから,特にそうなった。自分が幸せかどうかではなく,他人と比べてどうかを気にするようになった。
たとえば僕は,散歩をしながら夜風に当たっているだけで幸せというくらい幸福を感じる度合いが低い(もっとも今の生活では夜風を当たることがないので,朝風や昼風に当たる)。これは他人からすると,つまらない人生に見えるそうだけれど,僕はそうなのだから仕方ない。
たいそうなことをしないと幸せを感じないという人は労力やお金がかかって大変だろうなと感じる。
とはいうものの,そういう人が間違っているわけではないし,僕が間違っているわけでもない。それぞれが「自分の感覚」というものを持っていて,他人に干渉しなければ,それでよいというのが考えだ。
ここで第三者と比べてしまったり,自分の考えを他者に押し付けると歯車が狂うのである。
2月7日(日)
午前4時起床。外を走る。
週に一度のチートデイ。好きなものを好きなだけ食べる。この日しか食べられないからと,頑張って食べようとしても,自分が思っているより食べられないものだ。
日曜日は摂取カロリーを3,000kcalと概算している。食べるものをいちいち気にしていると,リミッターが解除されないのだ。ただ,3,000kcalというのはあくまで概算であり,どう考えてもそんなに食べていない日もある。反対にたしかにそのくらい食べている実感がある日もある。
食事の時間であるお昼からダラダラと食べ続け,勉強や仕事をしながら夕方くらいまで食べる。
こんな日があるから,普段の節制が続けられるのだ。