9月以降の就活の注意点は?今までの違いも踏まえて解説します

人材コラム

お盆も終わり,新卒の就職活動の話題も「22卒」から「23卒」がに切り替わってきました。まだ内定をもらっていなかったり,これから就職活動を始める学生はかなり焦りを感じはじめているのではないでしょうか?

今回はそんな方のために,9月以降の就活のポイントや採用中の企業の見つけ方,そして,内定をもらうために今やるべきことをお伝えします。 夏休み明けの秋以降も就活を継続し,納得して就活を終えるためにも,今からできることをひとつずつ確認していきましょう。

9月からの就活の今までとの違いは?

まず,最初に言うと,22卒を採用している企業の多くは採用活動を終えている可能性があります。つまり,「(自分が知っている)あの企業を受けたい!」と思っても,企業の採用活動が終了していることがほとんどであるということです。

多くの企業は,お盆前までには採用活動の大半を終了させて,翌年度の新卒採用をメインに切り替えていきます。この時期から就活をスタートするのは,少し厳しい戦いになることを覚悟しましょう。

どんな企業が採用活動を続けているの?

そう考えると,「ブラック企業しかもう採用していないのでは…」と思う方もいるでしょう。

しかし,そこはご安心ください。隠れた優良企業は採用活動をまだ継続しているケースも多いので,しっかり探せばブラック企業しか就職できないということはありません。

誰もが知っている大企業の多くは採用活動を終了していますが,その子会社や学生から知名度は低いけれど業界内では有名な企業などは,まだ採用活動を行っています。

9月以降は,以下のような企業が採用を行っていることが多いです。

通年採用企業

通年採用とは,年間を通じた採用活動です(年間を通じて応募を受付けます)。

新卒採用では,応募受付の時期を限定した新卒「一括採用」が主流ですが,人材獲得競争が激化する近年においては,新たな人材獲得の手段として「通年採用」が注目されています。

企業にとっては,新卒一括採用の場合は「指定する卒業年度に該当する学生,かつ,自社の選考時期に就活をしている学生」が対象になりますが,通年採用では「既卒者」「留学経験者」「外国人」など,多様な人材にアプローチが可能となるメリットがあります。

そこで,大手企業でも一括採用と平行して,通年採用の窓口を設ける企業が徐々に増えています。

中小企業や学生知名度の低い会社

9月以降でも,いわゆる「優良企業」に出会えるチャンスはあります。社会経験の少ない学生からはあまり注目されない「中小企業」や「業界内では知名度のある会社」がそれにあたることが多いです。

これらの優良企業は,知名度が低いというだけで,挑戦できる業務内容や福利厚生などは大手に負けず劣らずという企業も多いです。こういった隠れた企業はどこにあるのかなど,興味のある業界紙など読んでみて探すのも良いでしょう。

まとめ

9月以降でも採用活動を行っている企業は数多くあります。しかし,これまでの就職活動で上手くいっていなかった方は,就職活動のやり方を変えたり,周囲を頼るなどして動いていった方が良いでしょう。

いちばんダメなのは,ここで就職活動を辞めてしまい,何も行動しないことです。それでは,より一層自分の立場を不利にしてしまうので,ぜひ頑張ってみてください。

(転載元:New Mage

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