年末年始にできる転職活動の準備は?まとまった時間にふさわしいことからはじめよう

人材コラム

年末年始のこの時期,ボーナスも支払われ,転職活動を開始される方も多いのではないでしょうか? 年末年始は年内で唯一といっていいほど,まとまった時間が取れるタイミングですよね。今回はそういった方に向けて,「年末年始でできる転職活動の準備」についてご説明させていただきます。

年末年始にまず取り組むべきことは何か?

自己分析や企業研究など,転職活動の準備として思いつくことは多々あると思いますが,まず取り組むべきは「履歴書・職務経歴書」の作成です。

「自己分析」などでも良いのですが,どうしても終わりが見えにくかったり,ひとりでできる限界もあります。それに比べ,「履歴書・職務経歴書」の作成に関しては,比較的ひとりでできる作業となりますし,作成に時間がかかるので,まとまった時間にふさわしい作業といえるでしょう。

また,このタイミングで履歴書や職務経歴書を作ってしまえば,今後,書類について深く考える必要もないので,あとの時間を面接や企業研究に費やすこともできます。転職活動をはじめる際には,真っ先に書類作成から取り組んでみてください。

どの手段で転職活動をするのが良いの?

「リクナビ」や「マイナビ」などの求人サイトや,人材紹介会社やハローワークなど,さまざまな転職活動の手段があり,選ぶのは大変ですよね。

転職活動をはじめたばかりで,まだ方向性が決まっていない場合は,人材紹介会社からはじめると良いでしょう。担当のエージェントが,希望条件や業界の説明などしてくれるので,自分の方向性を定めるキッカケになると思います。

一方,方向性が決まっている方に関しては,求人サイトや人材紹介会社のどちらを使っても大きな差はありません。自分にマッチする方法を活用しましょう。ただ,各種サービスを利用する際は,3つほどのサービスに登録するようにしましょう。

担当者との相性や求人の差などもあるので,自分に合うサービスを見つけるために,複数のサービスに登録し,自分に合うサービスを見つけたあとに絞るのがおすすめです。

ハローワークは,地方での就職を希望される方にはおすすめです。首都圏で勤務を希望する方は,求人サイトや人材紹介会社に求人が多いので,ハローワークを積極的に利用する必要はないでしょう。

何社ほどエントリーすれば良いの?

転職活動をはじめると,「たくさんエントリーした方が良いよ!」というアドバイスを受けることも多いと思います。たしかに内容としては間違っていないのですが,20社も30社もエントリーしていると,管理ができなくなってしまいます。エントリーするのは多くても10社以下にしましょう。

10社エントリーすれば,書類選考は4, 5社ほど通過すると思います。そこで,書類選考が通過した求人に注力して準備をしていくのが良いでしょう。仮に,書類選考通過率が30%を切ってくる場合は,自分の経歴にあった求人に応募をしていない可能性が高いです。その場合は,求人の見直しやご自身の希望条件などを考え直してみましょう。

まとめ

今回は年末年始の転職活動の準備と簡単な流れについてご説明させていただきました。この時期は3月や4月入社の求人が出てくる時期で,転職のタイミングとしては非常に良い時期です。時間のある年末年始のタイミングで,新たなステップアップを検討してみてください。

(転載元:JOB COMPANY

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