「大手企業と取引を開始したい!」と考えている営業の方は多いのではないでしょうか? 実績になりますし,大きな取引になる可能性も高いので,なんとか取引を進めたいですよね。しかし,新規の電話営業を行なっても取引は難しいと考えて,アプローチしていない方も多いと思います。
そこで,今回は大手企業のアプローチ方法について記載していきます。
大手企業に電話でのアプローチは可能なのか?
相手が大企業の場合,受付の方のガードも固く,中小企業と比べて担当者に繋げる難易度が高くなります。ただ,言ってしまえば,担当者まで電話を繋げられれば難易度に差はありません。
大企業への電話アプローチは,いかに担当者に繋げるかということを意識しましょう。そもそも担当に繋ぐ方法がないという意見もあると思うので,アプローチ法について解説していきます。
大企業の担当者に電話をつなぐには?
通常の代表電話からアプローチしてもほとんど繋げることはできないでしょう。その場合,以下のステップでアプローチを重ねていくと繋がることが多くなります。
- Step1:本社受付で責任者を呼び出す
- Step2:担当部署の番号を調べて責任者を呼び出す
- Step3:支社/支店の受付で支社長または支店長を呼び出す
- Step4:支社/支店の受付で担当者を呼び出す
- Step5:問い合わせフォームまたは企業アカウントのSNSでスカウトメール送付
※断られたor不在なら次のStepへ
以上のように,断られることを見越して繋がりそうな手法をすべて検討していくのが大切です。
「担当部署の番号を調べられるのか?」と気になる方も多いと思いますが,電話番号を下一桁変えると繋がることもあります。ただ,迷惑電話になってしまうこともあるので,何度も試すことはできませんが,調べて番号がわからない場合は試してみる価値はあるでしょう。
また,最近はSNSを利用している方も多いです。社名と本名でやっているアカウントがないか確認して,あれば連絡をすることもできます。社名と本名でSNSをやっている方は,他社からも多くの連絡を受けています。連絡をする場合は,自社のサービスが相手にどんなメリットが出せそうか,明示して連絡しましょう。そうでないと,どれだけ良いものを売っていても,相手にされることがありません。
まとめ
今回は大手企業へのアプローチ方法についてご紹介しました。取引をしたいと考えていても,断られる可能性の高いという理由から大企業を避ける方は多いです。しかし,アプローチ方法を工夫するだけで意外と契約に繋がることもあります。みなさんの営業活動が上手くいくことを願っております。