転職活動も期間が長引いてくると「疲れたな」と感じることが増えてくると思います。疲れが出てきたときは,どうしてもモチベーションも上がりませんよね。今回は就職活動で疲れてきてしまったときの対処法について解説します。
疲れたときは一旦休むのもありです
退職して転職活動を始めたものの,なかなか内定が出ず離職期間が長くなっている。仕事も忙しいなかで時間をやりくりして転職活動を進めているけれど,希望の内定を得られない。先が見えない期間が続くと,肉体的にも精神的にも疲れが出てきます。そんなときは,思い切って転職活動を休みましょう。
マイナスの感情で面接を受けても良い評価がされることは少ないですし,それで落ちてしまえば,もっと落ち込んでしまう可能性もあるでしょう。転職活動が長期化するのは,よくあります。その際,面接や書類選考を「自分の評価を下される場」だと考えていないでしょうか?
選考は,企業から一方的に評価される場ではありません。あくまで,個人と企業の「マッチング」の場です。なので,内定がなかなか出なくても,それはあなたがその会社と合わなかったというだけのことで,あなた自身を否定されているわけではないので,良い出会いがあると思うと良いでしょう。
自分の事をよく知る友人に相談してみましょう!
自分とマッチする会社と出会うにはどうすればいいのでしょうか? 迷ってどうしようもないときは,いろいろな人に会って話を聞いて,視野を広げることをおすすめします。
ここで話しを聞く相手は,できるだけ,あなたのことをよく知る学生時代の友人や,転職したかつての同僚などが良いでしょう。食事にでも誘って,近況報告がてら「自分はどんな仕事に向いていそうか」を率直に相談してみましょう。
彼らは,「あなたにはこういう仕事が向いていると思う」とストレートにアドバイスしてくれることもあるでしょうし,「こんなことで助けてもらった」など,自分の強みに気づかせてくれることもあるかもしれません。
ひとりでなくできるだけ複数の人と話してみて,多様な意見を取り入れるほうが効果的です。仲が良くても,現職の同僚や先輩,取引先など今の仕事で利害関係がある人は,避けた方が無難でしょう。
疲れが少しとれてきたときには…!
疲れが少しとれてきたら,就職活動を再開しましょう。このときに気をつけたいのが,「熟考して応募する企業を決めよう」とは考えない方が良いです。
転職活動は内定を頂いたから入社しなければいけないということはありません。また,書類選考は申し込みした企業の半分ほど落ちることも珍しくありません。まずは気になる企業があれば,応募をしてみて,面接を受ける前に企業研究をしていくと無駄な時間も過ごすことがないです。
前向きな気持ちで就職活動が再開できると,今までとは違った結果になってくると思うので,前向きに取り組んでみましょう。
まとめ
就職活動は,どうしても自分自身が否定されてしまったと感じることも多いです。しかし,あくまでその企業とマッチしなかったというだけなので,自分を追い込みすぎず,疲れた時は休みながら転職活動に取り組んでみてください。諦めず活動を続けていれば,良い出会いがきっとあるでしょう。
(転載元:JOB COMPANY)