コロナ時代の就職活動についての影響と対策

人材コラム

今も世界ではコロナウイルスが猛威を奮っていますが,日本では緊急事態宣言が明けて1ヶ月が経過し,日常生活が少しずつ戻ってきました。

前回は「企業のコロナウイルス下での採用・組織」というテーマで記載したので,今回は「求職者側のコロナウイルス下での就職活動」について書いていきます。

リモート面接が増加した

リモート面接が増加したことは,企業と求職者にとって大きな変化だったのではないでしょうか。

最終まですべてオンライン」は4割オンライン面接を実施する企業が増加」にもありますが,7割の企業がオンライン面接を実施しており,4割の企業が最終面接までオンラインで選考を行なっています。

「直接会えない不安」はまだ互いにありますが,「オンライン面接」が当たり前になったことは,互いの利便性を考えても良くなったと言えるでしょう。

ただ,求職者のみなさんもまだオンライン面接に慣れておらず,現場感としては以下のようなミスが多いように感じます。

  • 面接時間1,2分後のログイン(遅刻)
  • 周囲の音がうるさすぎる
  • ネット環境が悪い

ミス1:面接時間1, 2分後のログイン

オンライン面接だとなぜか1, 2分後にログインする人が増えます。面接官は1, 2分前にログインしていることが多いので,求職者も通常の面接と同じく遅刻には気をつけましょう。

ミス2:周囲の音がうるさすぎる

周囲が工事していたり,話し声が入ったりして,相手が聞こえづらい状態になっている方が目立ちます。オンライン面接の場合,雑音も耳に入ってくるので,静かな場所で行いましょう。

ミス3:ネット環境が悪い

また,シンプルにネット環境が悪い方もいます。面談として成立しないほど安定しない(回線速度が遅い)方もいるので,事前にチェックしておきましょう。

以上の3点は,オンライン面接で多く見られるミスで,これだけで面接がNGとなるケースもあります。このようなもったいないことでミスをしないように気をつけましょう。

直接訪問や説明会がなくなり,得られる情報が薄くなった

選考のオンライン化に伴い,「合同説明会などの企業説明会」が減少しました。そのため,今までより少ない情報で入社企業を選択し,主体的に情報を得る必要が出てきました。

まず,上場企業では「IR情報」は必ず見ておきましょう。IR情報には,業績だけでなく平均年収や平均勤続年数も掲載されています。非上場企業の場合は,同業界の上場企業の「IR情報」を見ることで業界の大きな流れがわかります。

また,選考とは別に「社員との面談」を希望すれば実施してくれる企業もあります。良いマッチングになるよう,自分から積極的に情報を取っていきましょう。

以上のようにコロナウイルスの影響により就職活動も変化があります。

良い就職活動となるように日々の就職活動を頑張ってください。

(転載元:JOB COMPANY

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