適性検査はどこまで準備をすれば良い?企業の活用方法などについても解説

人材コラム

就活を進めていく上で,「適性検査」に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。適性検査の対策は,どこまで準備をすれば良いかイメージがわきにくかったりもしますよね。

今回は,適性検査について解説していきます。

適性検査とはそもそも何か?

適性検査とは,かんたんに言うと「業務上必要な適性の一部を見るためのテスト」です。一般的には,数学や国語,英語といった学力テストに近いイメージがある方が多いと思います。

学力を数値化することも適性を測る基準になりますが,必ずしも学力の高い人が仕事ができるとは限らないので,「学力検査の結果が低い=適性がない」と判断されるわけではありません。

適性検査では,学力だけでなく,「性格・価値観」など総合的に判断し,自社にマッチする部分があるかどうかが判断されます。

適性検査はどれくらい準備をすれば良いのか?

個人や受ける企業によって準備期間は異なりますが,就職活動が解禁する前に1か月程度で準備を終了させるのが目安になります。

適性検査は満点を取らなければいけないテストではありません。企業によって合格基準はさまざまですが,「満点に近い」基準を設けている企業はほとんどないでしょう。6,7割程度の点数をとることができれば,「学力」を理由に落ちるケースは少なくなるでしょう。

準備としては,テストセンターとあなたが受ける企業や業界に合わせた参考書を購入するのがおすすめです。エントリーシートや面接がはじまると適正検査の準備をする時間がなくなってくるので,早めに準備ができると良いでしょう。

適性検査の結果はどこまで選考で利用されるのか?

企業によってどこまで参考にするかは変わりますが,「足切り」「参考情報程度に用いる」の2パターンに分かれます。多いのは「足切り」として用いられるパターンです。

新卒採用は短期間で多くの方を選考しなければいけません。企業によっては,数千人以上の学生からエントリーが集まることもあります。適性検査は,そのとき,企業が対応できる人数に絞るために用いられることが多いです。

「参考情報程度に用いる」という企業では,利用されるのは「性格診断」であることがほとんどです。性格診断の結果に基づいて質問内容を変えたり,発言内容を判断する企業もあります。ただ,あくまで参考程度の資料として扱うケースが多いので,結果について気にする必要はないでしょう。

まとめ

今回は適性検査について解説しました。適性検査は,就職活動初期の段階でできれば準備を終えたいものです。また,企業によっては,選考初期の足切りに使うだけのケースもあるので,適性検査だけに時間をかけすぎず,あくまで面接や企業研究や職種研究などに力を入れると良いでしょう。

(転載元:New Mage

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