就職活動時のクールビズや軽装はどこまでOKか

人材コラム

ゴールデンウィークも明け,気温も上がります。最近はオンライン面接も増えてきましたが,直接企業に出向くケースもまだあります。その際,慣れないスーツを着ていると疲れますし,何より暑いです。

暑い季節だと,企業も「クールビズや軽装でお越しください」と言ってくれるケースも増えてきました。そこで,今回は「就活でクールビズや軽装はどこまで許されるか?」について解説します。

そもそもクールビズとは何か?

クールビズとは,電気の使い過ぎや二酸化炭素の排出による環境問題を改善するため,環境省が提唱する試みです。クールビズでは,夏季の軽装とエアコンの適正な温度設定が推奨されています。

企業では,ノーネクタイになったりジャケットを羽織らなくて良いなどさまざまな服装規程が定められています。特にコロナ禍でリモートワークが増えてからは,シャツではなくポロシャツやTシャツ着用なども認められるケースが増えてきました。

就活でのクールビズや軽装について

就活時に「クールビズや軽装で来てください」と言われても,実際にどこまでが認められるのかわかりませんよね。企業によって認められる範囲は異なりますが,無難なのはノーネクタイとノージャケットです。これらの服装で何か問題視されるケースはほとんどないでしょう。

一方,Tシャツなどは業界によって対応が異なります。IT業界の中でもベンチャー系の会社は,Tシャツを認めてくれる会社も多いです。「この会社はどこまでOKなんだろう?」という情報が欲しい場合,一度会社の下で出てくる方の服装を見て参考にすると良いでしょう。

絶対NGの服装はあるのか?

結論から言えば,絶対NGと企業側から言われる服装はありません。

しかし,時と場合に合わせるのも社会人の基礎です。面接の場にそぐわない,ミニスカートや短パン,サンダルなど比較的露出が多くなってしまう物は避けた方が良いでしょう。

「服装自由なのにおかしい!」と思われる方もいるかもしれませんが,TPOに合わせた対応ができない方だと,企業側も不安になってしまいます。「服装でとやかく言うのは時代遅れ!」という声もわかるのですが,評価する方の価値観に合わせるのも大切なことと言えるでしょう。

まとめ

就職活動時の服装について解説しました。アパレル系企業や個性的な社員が多い企業以外は無難な服装をしていくと良いでしょう。最後に一点注意ですが,軽装やクールビズ指定に関わらず,かたくなに「ジャケットとネクタイを外さない」というのも浮いてしまうので,気を付けるようにしましょう。

(転載元:New Mage

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