SaaS業界にはどうすれば転職できるのか? 入社後のキャリアパスも解説

人材コラム

最近,転職希望者の中でも注目されているのが「SaaS業界」です。実際にSaaS営業への転職を検討している方も多いと思います。とは言うものの,どうすればSaaS営業になれるのかがわからないという方も多いと思います。そこで,今回はSaaS営業になる方法やキャリアパスについて解説します。

SaaS営業にはどうすればなれるの?

まず,SaaS営業になるには法人営業経験は必須だと考えましょう。

SaaS商材の大半はBtoBを対象とした製品が多く,お客さんもほとんどが法人企業です。そのため,求められる経験として法人営業経験が必須になるケースがほとんどです。法人営業経験がない方は,別の企業で法人営業経験を積んだ上でSaaS業界を目指すなどすると良いでしょう。

すでに法人営業を経験したことがある方はSaaS業界に転職できるチャンスがあるので,挑戦してみると良いでしょう。SaaS業界は数値分析に重きを置いた業界です。そのため,感覚で営業実績を上げてきたという方も多いかもしれませんが,面接など第三者に話すときは,実績を上げた根拠を示すためにも,数字で語れるようにしましょう。

SaaS営業のキャリアパスについて

SaaS営業の経験を活かし,マーケティング部門など社内のほかの部門に転身するキャリアもあります。SaaS業界ではマーケティングと営業を同じ組織内で運用しているケースがあり,マーケティングスキルを学んでキャリアチェンジしやすいのが特徴です。

この道を選択する場合のキャリアパスは以下のとおりです。

  1. SaaS営業として働き,インサイドセールスやフィールドセールスなどに携わる
  2. 営業スキルに加えてマーケティングに必要なスキルを学習する
  3. 社内でマーケティングチームに志願してキャリアチェンジする

営業職としてキャリアを積んでいく方は,インサイドセールスやフィールドセールスそれぞれのマネージャーとなっていく方が多いようです。各社社風はさまざまではありますが,数値分析に重きを置いたロジカルな社風の会社が多い傾向があります。

SaaS営業を経験した後の転職先候補

SaaS営業を経験した後のキャリアを知りたいという方も多いと思います。実際にSaaS営業を経験した後は,以下のキャリアを歩む方が多いです。

  • 外資系のSaaS企業に転職
  • 大手SierやIT業界に転職
  • スタートアップ系企業に転職

まず,実感値として目指す方が多いのは,外資系のSaaS企業への転職です。外資となると年収も大幅アップが期待されるからです。次に,大手SierやIT業界については,SaaS商材は大手企業を対象とした製品も多く,そういった経験が買われて転職する方が多いです。スタートアップを目指す方は少数精鋭で裁量権を求めている方が多く,もう一度会社を大きくする経験をしてみたいという方が多いです。

まとめ

今回は,SaaS業界への転職方法やキャリアパスについて解説しました。SaaS業界は流行っているだけでなく,しっかりとしたキャリアを歩める点でもおすすめの業界です。採用基準が高い業界ではありますが,キャリアをしっかり積んだ上で挑戦してみると良いでしょう。

(転載元:JOB COMPANY

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