インターンシップに参加しないと内定はもらえないのか? 参加できない場合は第三者が見ても評価できる実績をつくろう

人材コラム

昨今,新卒の就職活動で注目されているのがインターンシップです。1dayで行われる会社説明に近いものから,実際に企業でアルバイトのような形で勤務をするなどさまざまな体系で行われています。

また,最近,学生からよく聞くのは「インターンに参加しないと内定が出ない」という噂話もよく聞きます。今回はそんな就職活動で浸透しているインターンシップについて解説したいと思います。

インターンシップに参加しないと不利になるのか

インターンシップに参加することで,特別選考や座談会など,選考フローの優遇を受けることができるケースは実際にあります。しかし,参加したからといって,必ずしも採用されるわけではありません。

一般的な選考過程では,インターンシップへの参加の有無よりも,採用したい人物像に合っているかどうかが重視されるので,インターンシップに参加していないからといって就職活動を悲観する必要はありません。

ただ,インターンシップ経由でしか採用しない企業や職種も存在するため注意が必要です。たとえば,以下の業界・職種では,インターンシップ経由しか採用しない企業が比較的多く存在しています。

  • 外資系コンサル
  • 外資系金融
  • スタートアップ企業

※選考過程にジョブやインターンシップが組み込まれているケースもあります。

このような企業の場合は,インターン参加がないと内定を勝ち取るのは至難の業となります。最新の情報を常に掴める様にしておくと良いでしょう。

インターンシップに参加できない場合はどうすれば良いか

ゼミなどでインターンシップに参加できない方もいらっしゃるかと思います。そんな場合もあきらめるのではなく,できるだけ第三者が見ても評価できるような実績を学業や部活,アルバイトなどで経験するようにすると良いでしょう。

第三者が見ても評価できるためには,「大会で○位になった」や「アルバイトで○%利益をあげた」など,自分が考えて行動した結果,どのような結果になったかを数値で語れると良いでしょう。

「そんな誇れる実績を出すなんて無理だ!」という方もいるでしょう。ここでいう実績は誇れるようなものでなくてもかまいません。「自分がなぜそれをしようと考えたか?」「その上での失敗や苦労は何か?」「それをどう乗り越えたか?」などの方が大切です。

仕事に就くと,「誰も答えを知らないけどやってみるしかない」という状況はよくあります。そのとき,自分で考え行動できるかは重要になるので,理由を語れるようにすると良いでしょう。

まとめ

今回はインターンシップについて解説をしました。インターンシップは絶対に参加しなくてはならないということはありません。しかし,インターンシップに参加することが当たり前になってきていることを考えると,参加しない場合は何に時間を使うかが重要になります。

これからインターンシップに参加する場合も,周囲が参加しているからなんとなく参加するのではなく,自分なりの目標や目的を設定して参加しましょう。

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