業界研究をする上で重要な4つのポイント

人材コラム

就職活動の準備をはじめている方も24卒の方は増えてきたのではないでしょうか。今回は,自分自身の適職を見つける上で重要な「業界研究」について取り上げたいと思います。世の中にどのような業界や職種,企業があるのかを知り,視野を広げることは就職活動をする上大切です。業界研究をどのように行い,活かしていくか説明します。

そもそも業界研究とは何か?

業界研究とは,世の中にどのような業界があるのかやビジネスモデル(誰に何をどのように売っているのか)を調べることです。日本には数百万社の企業があり,数多くの業界が存在しています。一方で,就職活動の中で応募や入社できる企業は限られています。世の中にどのような業界があるのかを知り,自分に合いそうな業界や企業を見つけていきましょう。

業界研究をするときの4つのポイント

① 世の中にある業界を知る

まず,世の中にどのような業界があるのかを調べてみましょう。就活サイトや業界本を活用して,業界の全体像を把握しましょう。同時に各業界における主要企業やビジネスモデルも確認しておきましょう。余裕があれば,中堅企業やベンチャー企業なども調べるとよいでしょう。

②興味のある業界に関連性のある業界・企業も探してみる

最初は興味のある業界が少ないと思います。そんなときは,興味のある商品やサービスに関連のあるものについて,業界本などを参考にして書き出してみましょう。その結果,新たな業界や仕事がわかり,調べる中で強い興味を持てるものが出てくるかもしれません。

③ BtoB企業にも目を向ける

初期の就職活動では,比較的大手のBtoC(Business to Consumer/一般消費者に商品やサービスを提供するビジネスモデル)企業に興味を持つ就活生が多いと思います。しかし,BtoB(Business to Business/企業に商品やサービスを提供するビジネスモデル)企業にも優良企業は多数存在します。仕入れ先や取引先などにも目を向けることで,さまざまなBtoB企業があることがわかるはずです。BtoB企業にも目を向けることで,視野を広げ,自分自身の進路選択に役に立つことがあります。

④業界研究でわかったことをエントリー企業や志望動機作成につなげる

業界を軸にしてエントリー先を検討する就活生も多いです。業界の全体像を把握し,各業界のビジネスモデルをある程度理解した上で,興味のある業界を中心にエントリー先を選んでいきましょう。

業界研究を進めていくと,最初興味のなかった業界にも目を向けることもありますし,その逆もあります。大切なのは,「なぜその業界を志望しているのか?」を言語化しておくことです。ここで言語化したことは,志望動機を作成する際にも使うことができるので考えておきましょう。

まとめ

今回は業界研究について説明しました。なんとなくで業界研究を止めてしまう方も多いですが,視野を広げる上では非常に大切です。特に私生活でBtoB企業に触れるケースがほとんどないので,様々な業界について調べてみると良いでしょう。

(転載元:New Mage

特集記事

TOP