25卒から採用直結インターンが解禁!何が変わるのか説明します

コラム

インターンシップが就職活動で,使われるようになってかなりの期間が経ちました。このインターンシップの体系が少し変わってくることが決まりましたので,ご紹介させていただきます。

25卒のインターンシップから企業が採用直結インターンが可能になる

現在のインターンシップは,採用直結型ではなく会社説明や簡単な職業体験にとどめなければならない,つまり,「選考に活用しない」というのが表上の制度となっております。

表上の制度というのは何故かというと,経団連に加入していないような外資系企業やベンチャー企業では,昔から採用直結インターンは行われているのが現状だからです。つまり,25卒からは,経団連加盟企業も含めたすべての企業が採用直結型インターンを行えるようになります。

採用直結インターンを行う5つの条件

採用直結インターンとして認められるには,実は5つの条件があります。以下紹介です。

  • 最低5日間以上実施
  • 就業体験が必須
  • 実施期間の半分以上を就業体験に当てる
  • 現場の社員が指導・フィードバックを行う
  • 大学の長期休みに実施

これらを見るとわかるように,今までの会社説明会を主体としたインターンは認められず,実際の業務に触れてもらうことが必須となっています。また,あくまで学業の妨げとなってはいけないということから,大学生の長期休暇中のみにしか行えません。

このようにインターンが採用に活用される度合いはさらに広がってくるものだと思われます。参加できる方は積極的に参加するようにしましょう。

インターンに参加するメリットは?

実際にインターンシップに参加するメリットはあるのかと聞かれることも多いですが,メリットは多くあります。採用に有利に働く可能性があるというのはもちろんですが,実際にその業界や職種の仕事に触れられるというのが一番のメリットだと思います。

就活を頑張っても不幸にも短期離職となってしまう方はいます。そのほとんどが「思っていたのと違った」という理由です。社会人経験のない新卒のみなさんが,就活で適切な職業イメージを持つことはすごく難しいので,ぜひインターンシップを活用してみましょう。

また,自分だけでは出会うことがなかった業界や仕事にも触れる機会にもなります。それが意外と自分の天職となることもあったりするので,今は興味がないと思うような業界のインターンにも積極的に参加してみると良いでしょう。

まとめ

今回は25卒から変わるインターンシップについてまとめました。今後,企業がインターンシップを重視した採用設計にしてくるのは間違いないでしょう。早い段階から情報を集め就職活動で乗り遅れないように取り組んでみてください。

(転載元:New Mage)

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